FortiGateのvaln untagの設定-pingが通らない場合
FortiGateにVlanを設定・インターフェイスの設定を行う方法と注意点を解説します。[記事一覧]
物理インターフェイスに設定する方法 untag-vlan
FortiGateにuntag(アクセスポート)でvlan、IPアドレスを設定する場合は、物理インターフェイスに設定します。
物理インターフェイスにvlanインターフェイスを設定する方法 tag-vlan
FortiGateにtag(トランクポート)でvlan、IPアドレスを設定する場合は、物理インターフェイスに「vlanインターフェイス」を作成し設定します。
方法は右上の[新規作成]より新規インターフェイス作成画面を開き情報を入力します。
この時タイプを「VLAN」と設定し、vlanIDと紐づけるインターフェイスの指定、IPアドレスの設定を行います。
この方法でvlanを作成した場合、自動でtag-vlanになりますので、注意が必要です。
同じ方法で、1つのインターフェイスにいくつもvlanを設定することができるので、tag-vlanにて複数のvlanを通すことが可能です。
pingが通らない場合-注意点-
FortiGateのインターフェイスにIPアドレスを設定して、ping疎通確認がうまくいかない場合の注意点を下記で紹介します。
物理ポートにvlanを紐づけると自動でtag valnになる
FortiGateのインターフェイスを設定する上での注意点ですが、物理インターフェイス(ポート)」にVLANインターフェイスを紐づけると自動的に[tag vlan]となります。
vlanを1つしか設定していなくても、同じく自動でtag vlanとなります。
PCのインターフェイスはuntagのため、直接接続しても疎通確認が行えない(pingが通らない)ので注意が必要です。
疎通確認や通信を行うためにはスイッチなどにtag vlanを設定し、接続する必要があります。
vlanインターフェイスでpingを許可する
物理インターフェイスにvlanインターフェイスを紐づけ、そのvlanに設定したIPアドレスへping疎通確認を行う際は、物理インターフェイスではなく、vlanインターフェイスにping許可の設定を行う必要があります。
同じくvlanに設定したIP宛にアクセスし、FortiGateへのログインなどを行う場合もhttpsなどをvlanインターフェイスで「管理者アクセス」より許可する必要があります。
ポリシーを設定する場合も、物理インターフェイスではなく、vlanインターフェイスを指定して設定する必要があります。
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