VPN無料接続ソフト おすすめサービス-無料VPNのデメリットと注意点

IT技術解説

VPN無料接続ソフト おすすめサービス-無料VPNのデメリットと注意点

パソコンからスマホまで様々なデバイスをインターネットに接続して利用する際、VPNサービスを利用し安全な通信を行うことが主流です。

セキュリティの観点により安全なインターネット接続を行う傾向にある他、様々な理由からVPNサービスの利用は必須といえます。

無料でもVPNサービスを利用するべき?

VPNサービスは無料のソフトウェアから、月額料金を支払い利用する有料のサービスまで様々です。

VPNサービスを利用するにあたって「セキュリティ面の強化」と「ジオブロックの回避」が一番多い目的かと思います。VPNによってなぜセキュリティが強化できるのか、その仕組みはこちらで詳しく解説しています。

また「ジオブロックの回避」とは、世界中のサイトやサービスの運営が、セキュリティを強化するために「送信元のグローバルIPアドレス」(国単位)によって通信(サイトの閲覧やサービスの利用)の可否を決定している仕組みを回避することです。

単純にVPNサービスを使用し、あなたのIPアドレス(送信元IP)を「海外のグローバルIPアドレスに変換」してすることで、地域ブロックが設定されている目的のサイトにアクセス可能となります。

無料のVPNサービスでも、有料のサービスと同じような仕組みであるため「自分のグローバルIP」アドレスを隠す」ことは可能ですが、セキュリティ面や通信速度など有料VPNサービスと異なる点は多々あります。

無料VPNサービスと有料VPNサービスの比較 -メリット・デメリット

VPNを利用したい理由は人により様々ですが、下記が有料VPN・無料VPNを選ぶ場合のメリットとデメリットです。

有料VPNサービス無料VPNサービス
コスト月額数百円~約3,000円まで様々無料
セキュリティセキュリティが強固なサービスが多数個人情報の漏洩やウイルス感染の危険性がある
サービス様々な国のサーバが利用可能(日本以外のIPが取得可能)※サービスによって異なる・サーバの数が少ないためジオブロックの回避は難しい
・無料VPNからのアクセスを拒否しているサイトが多い
サポート多くの場合電話やチャットのサポートが充実サポートがない場合が多い
通信速度高速通信を提供しているサービスが多数通信速度は期待できない

無料VPNサービスのメリットは「費用が掛からない点」のみですが、セキュリティ面・通信速度などが大きく劣る点です。

無料VPNサービスの利用はおすすめしない

今回は無料で使用可能なVPNを紹介しますが、当サイトでは無料のVPNサービス・アプリはおすすめしていません

理由としては、VPN接続を行うメリットの1つである「セキュリティ面」が無料のため脆弱である。という点と無料VPNを提供している業者の信用度という点が懸念されます。

無料のVPNを提供している環境は、インターネット上からの攻撃に耐えられるほど、セキュリティが強固なネットワーク、セキュリティシステムを構築していることは少ないです。そのためセキュリティの観点からVPNを利用を検討している方は、結局意味がない。というのが結論です。

更に、VPNは一旦VPN装置に通信を行ってからインターネットへの通信を行う仕組みのため、運営からは「通信の内容が丸見え」です。つまりは運営(無料VPN提供社)が悪用しようと思えばいくらでも可能な状況になるため、信用できない企業が提供する無料サービスはおすすめはしません。

またVPNを使用し「送信元グローバルIPアドレス」の変更を行い、日本から閲覧不可のサイトへアクセスする「ジオブロックの回避」ですが、無料VPNサービスのIPアドレスからのアクセスも拒否しているサイトが多数を占めています。

そのため、無料VPNサービスでは「セキュリティ」「ジオブロックの回避」を満たすことが難しい状態です。

このページを閲覧している方には、運営元の信頼性が明確な有料のVPNサービスを使用することをおすすめします。

AtlasVPN(アトラスVPN)無料版を利用

上記で解説した通り、無料VPNサービスはおすすめしておりませんが、有料VPNサービスを提供している「AtlasVPN」は同じサービスの無料版も公開しているためこちらをおすすめします。

有料VPNサービスの環境を制限付きではありますが、無料で利用できるため「セキュリティ面」「通信速度」「ジオブロックの回避」の3つをクリアし安全に利用することができます。

また、有料版も30日返金保証がついているので、30日間であれば有料・無料のどちらも試すことが可能です。

▼公式サイトこちら▼【AtlasVPN】無料版-30日返金保証あり-VPNサービス

有料VPNサービスの無料期間を利用

多くの大手有料VPNサービスは無料期間を設けているため、1度だけの利用や短い期間の利用であれば、無料期間(返金保証期間)を利用することをおすすめします。

無料利用期間のあるVPNサービス 4選

大手有料VPNサービスで無料期間が30日以上あるサービスを下記にまとめました。

【VPNサービス名】無料期間
NordVPN
高速で安全でな大手VPNサービス
30日間
SurfShark
最大接続上限台数が無制限の大手VPNサービス
60日間
MillenVPN
日本語でのサポートに対応のVPNサービス
30日間
セカイVPN
IP共有型のVPNサービス
60日間

各サービスの詳細な解説や、サービスごとのメリットはこちらで詳しく解説しています。

完全無料のVPNサービス 4選

上記で紹介した、有料VPNサービスの期間が設けられた無料版ではない製品を紹介します。

しかし、完全無料版ではありますが一部通信データ量の制限などが存在するサービスもございます。

※期間・機能の制限が全くない無料VPNサービスは無いと思ってください。

【無料VPNサービス名】機能制限内容
TunnelBear
特徴:操作が簡単、通信速度が速い、アプリ版有
500MB/月まで利用可能
HideMe
特徴:ノーログポリシー採用、アプリ版有
10GB/月まで利用可能
Windscribe
特徴:複数デバイスによる同時接続が可能
10GB/月まで利用可能
ProtonVPN
特徴:高度なセキュリティ技術を採用
10GB/月まで利用可能
3か国のサーバのみ利用可能

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