最新のiPhoneではバッテリーの性能が向上していますが、古いモデルではどうでしょうか?
最新のiPhoneのバッテリー最大容量がどれだけ進化しているか、歴代iPhoneのバッテリー最大容量について調査しました。さらに、バッテリーの交換が自分で可能かどうかも解説します。[記事一覧]
歴代iPhoneのバッテリー最大容量一覧
- iPhone 3G/3GS
初代iPhoneから進化したiPhone 3Gは、2008年に登場し、バッテリー容量は1,150mAhでした。初代iPhoneよりも薄型化され、通信速度が向上したことが特徴です。
iPhone 3GSは、2009年に登場し、バッテリー容量は1,220mAhに増加しました。これにより、少し長い使用時間が実現されました。性能向上と同時に、バッテリーの持続時間も向上しています。
- iPhone 4/4S
iPhone 4は2010年に登場し、バッテリー容量は1,420mAhに向上しました。デザインが一新され、Retinaディスプレイが採用されたことで、バッテリーの効率も向上しました。
iPhone 4Sは2011年に登場し、バッテリー容量は1,432mAhに微増しました。新しいデュアルコアプロセッサが導入され、バッテリーの持続時間が向上しました。
- iPhone 5/5S/SE
iPhone 5は2012年に登場し、バッテリー容量は1,440mAhにわずかに増加しました。軽量かつ薄型なデザインが採用され、バッテリーの最適化が進められました。
iPhone 5Sは2013年に、iPhone SEは2016年に登場し、バッテリー容量は1,560mAhに増加。SEでも同様の容量が採用されました。これにより、小型モデルでも十分なバッテリー寿命が確保されました。
- iPhone 6/6S/SE
iPhone 6は2014年に登場し、バッテリー容量は1,810mAhに増加しました。大画面化と共に、効率的なバッテリーの利用が進みました。
iPhone 6Sは2015年、iPhone SE (第2世代)は2020年に登場し、バッテリー容量は1,715mAhとなりました。SEは小型ながら最新の性能が搭載され、バッテリーの最適化も行われました。
- iPhone 7/8/SE
iPhone 7は2016年に登場し、バッテリー容量は1,960mAhに増加しました。同時にホームボタンが静電容量方式に変更され、バッテリー寿命が向上しました。
iPhone 8は2017年、iPhone SE (第2世代)は2020年に登場し、バッテリー容量は1,821mAhとなりました。性能向上とバッテリー効率の向上が実現されました。
- iPhone X/XR/XS
iPhone Xは2017年に登場し、バッテリー容量は2,716mAhに大幅に増加しました。新しいデザインとなったことで、大画面化とバッテリー容量の向上を同時に実現しました。
iPhone XRとXSは2018年に登場し、バッテリー容量はそれぞれ2,942mAhと2,658mAhに増加しました。特にXRは液晶ディスプレイ採用で、効率的なバッテリー利用が可能となりました。
- iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
iPhone 11シリーズは2019年に登場し、バッテリー容量はiPhone 11が3,110mAh、iPhone 11 Proが3,046mAh、iPhone 11 Pro Maxが3,969mAhと大容量となりました。カメラ性能の向上と同時に、バッテリー寿命も飛躍的に向上しました。
- iPhone 12/12 Pro/12 Pro Max
iPhone 12シリーズは2020年に登場し、バッテリー容量はそれぞれ2,815mAh、2,775mAh、3,687mAhとなりました。5G対応やMagSafe技術の導入により、効率的なバッテリー管理が行われています。
- iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
iPhone 13シリーズは2021年に登場しiPhone 13 miniが2406mAh、iPhone 13が3227mAh、iPhone 13 Proが3095mAh、iPhone 13 Pro Maxが4352mAh、となっています
- iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
iPhone 14シリーズは2022年に登場し、iPhone 14 のバッテリー容量は 3,279mAh です。これは iPhone 13 の 3,227mAh と比べて約 18.2% 増加しています。
iPhone 14 Plus が 4,325mAh、iPhone 14 Pro が 3,200mAh、iPhone 14 Pro Max が 4,323mAh です。
- iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max
最新のiPhone 15 Pro のバッテリー容量は、前モデルの iPhone 14 Pro よりもわずかに多くなっています。
iPhone 15 が 3,349,Ah、iPhone 15 Plus が 4,383mAh、iPhone 15 Pro が 3,274mAh、iPhone 15 Pro Max が 4,422mAh です。
バッテリーの交換は自分で可能?
iPhoneのバッテリー交換を含め、端末を分解する行為を行うとapple公式よりサポートを受けられなくなります。そのため費用はかかりますがapple公式にバッテリー交換を依頼することを検討している場合は、自身では交換を行わないようにしましょう。
下記より効果の手順を解説しますが、完全自己責任でお願いいたします。(※この手順によりiPhoneが故障した場合などいかなる事態に対しても当サイトは一切の責任を負いません事をご了承ください。)
交換の手順
バッテリー交換は、慎重かつ正確な手順を踏むことが重要です。以下は、初心者でも安全に行えるような基本的な手順です。
- バックアップ
まず、データを失わないようにバックアップを行います。iTunesまたはiCloudを使用して、大切なデータを保存しておきましょう。
- 工具の用意
必要なツールを揃えます。最低限必要な工具は吸盤、プラスドライバー、トライポイントドライバー、開口ピックです。新しいバッテリーも用意します。
- 本体の電源オフ
iPhoneの電源を完全に電源オフにします。これにより、誤ってシステムに影響を与えるリスクを最小限に抑えます。
- バッテリーの取り外し
端末のネジを取り外し、吸盤を使って画面を慎重に持ち上げます。その後、バッテリーコネクターを注意深く外します。
- 新しいバッテリーの取り付け
新しいバッテリーをセットし、逆の手順で本体を組み立てます。各部品を正確に位置に戻すことが重要です。
- 充電と動作確認
組み立てが完了したら、新しいバッテリーを充電し、正常に動作するか確認します。
手順が分かりにくい場合や、不安がある場合は、各モデルに対応した修理ガイドや動画を参照すると良いでしょう。iFixitなどのサイトが参考になります。
交換時の注意点とリスク
公式support(保証)の喪失
前途しましたが自分でバッテリー交換を行うと、製造元の保証が喪失する可能性があります。慎重な検討が必要です。
正確な手順の遵守
手順を正確に守らない場合、デバイスに損傷を与えたり、正常な動作を阻害する可能性があります。慎重に作業しましょう。
静電気対策
内部のコンポーネントは静電気に非常に敏感です。必ずゴム手袋などを装着することで静電気対策を講じ、静電気を帯びないように心掛けましょう。
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