ウクライナ政府へ仮想通貨(ETH)を寄付する方法!エアドロップは中止!?

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ウクライナ政府の仮想通貨を寄付する方法!エアドロップは中止!?

2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻に対し抗戦を現在も続けるウクライナ政府。

ロシアの侵攻は国際法違反と世界から非難を浴び、ウクライナへの援助や寄付の活動が多くなっています。

そこでウクライナ政府はTwitterで世界中の人に向けて、仮想通貨での寄付を募りました。

ウクライナへの侵攻、現代の戦争に心を痛めた人や、ウクライナを助けたいと思う人は多く、2022年3月時点で日本円60億円以上の寄付が集まっています。

色々な寄付の方法がありますが、中でもイーサリアムやビットコイン、ポルカドットなどの仮想通貨による寄付は、送信元がウクライナ側からも確認可能ということで、寄付をしてくれた人へのエアドロップを行うことを発表し話題をよびました。

しかしその後3月3日にウクライナ政府は、エアドロップを成りすました不審なトークンの配布による、スパムやフィッシングの被害が発生する可能性があるということを危惧して(実際にもう発生しています)エアドロップでファンジブル・トークンの配布中止を発表、NFT(ノンファンジブルトークン)の配布へと切り替えました。「Yhooニュース:ウクライナ、エアドロップを中止

現在はウクライナ政府による「ウクライナを支援してくれた」という証明となるNFTの配布ということで、仮想通貨の寄付活動は未だに続いています。 そこで今回は仮想通貨でのウクライナ政府への寄付手順の解説を行いっていきます。

エアドロップ とは

現段階で寄付を行おうと思っている方はエアドロップに期待しての寄付ではないと思いますが、エアドロップとはそもそも何なのか、を軽く説明します。

エアドロップとは仮想通貨やトークンを無料で配布する行為のことです。 多く行われるのは、資金調達を行いたいといった目的を持った企業が、自社の仮想通貨やトークンの知名度を高めるために行われます。

価値がついてないような仮想通貨で行われることが多く、ユーザはその仮想通貨をエアドロップによって取得し、もし価値が上がることがあれば得をするという仕組みです。

無料配布や無料でマイニングできる仮想通貨はいくつかありますが、価値がつくか保証はないため、無料といえど取得するために費やした労力た時間が報われない場合もあります。

下記は無料でマイニングができ、マイニングをすると仮想通貨「π」がもらえるPi Networkというスマホアプリにつての解説記事です。

今回のウクライナ政府のエアドロップは、どんな内容(仮想通貨、トークン)のエアドロップが行われるかは発表されないまま中止となりました。

宛先の間違いと手数料(ガス代)に注意

仮想通貨の送金は宛先を間違えると返金もされずにその口座へ送るだけの取引となってしまうので、宛先の確認は信用できるソースから必ず行ってください。
ウクライナ政府のTwitterに宛の口座コードが記載されているのでそちらは確実かと思います。(公式マークがついています)
 ウクライナ副首相Twitter公式アカウント「https://twitter.com/FedorovMykhailo」

また仮想通貨の送金にはガス代と呼ばれる手数料が発生しこれも安くはないので、確認をしておくことをお勧めします。


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仮想通貨の送金は宛先を間違えると返金もされずにその口座へ送るだけの取引となってしまうので、宛先の確認は信用できるソースから必ず行ってください。

ウクライナ政府のTwitterに宛の口座コードが記載されているのでそちらは確実かと思います。(公式マークがついています) ウクライナ副首相Twitter公式アカウント「https://twitter.com/FedorovMykhailo

また仮想通貨の送金にはガス代と呼ばれる手数料が発生しこれも安くはないので、確認をしておくことをお勧めします。

寄付を受け付けている通貨一覧(2022年3月8日時点)

現在仮想通貨の寄付を受け付けている種類の一覧です。

  • ビットコイン (BTC)
  • イーサリアム (ETH)
  • テザー (USDT)
  • ポルカドット (DOT)
  • ソラナ (SOL)
  • ドージコイン (DOGE)

仮想通貨イーサリアム(ETH)を寄付する方法

それでは仮想通貨の寄付(送金)手順をします。

今回はイーサリアム(ETH)の寄付方法を例として紹介しますが、ほかの仮想通貨でも手順は同じとなります。

仮想通貨を送金するには日本円で寄付する仮想通貨を購入する必要がありますが、 これは仮想通貨取引所の解説が必要ですので、口座、仮想通貨を持っていない方は下記からご確認ください。

仮想通貨を送金する宛先の確認

下記のウクライナ政府Twitter公式アカウントで寄付を呼び掛けており、そのツイート内に送付する仮想通貨ごとの宛先が記載されています。

ビットコインであれば[BTC – ]の後ろの英数字の羅列が送付宛先となります。 このコードをコピーしておきましょう。

送金宛先の追加-コインチェックの場合

送金先のコードをコピーした後は仮想通貨取引所より送金を行っていきます。

今回はコインチェックアプリでの送金方法を紹介します。

まず下部メニューの「ウォレット」を選択し、現在所有していて送金したい仮想通貨をタップします。 すると現在の残高と[送金][受取]というボタンが表示されるので、[送金]をタップします。

ここで送金する宛先の情報を設定します。 画像赤枠の[宛先を追加/編集]を選択します。

宛先の追加では「ラベル」と「宛先」の2か所を入力します。

ラベルは自分がこの管理しやすいように設定する名前のようなものなので、何でも大丈夫です。

例として「ウクライナ政府」と入力しています。 「宛先」に先ほどウクライナ政府のTwitterからコピーした英数字の羅列を入力します。

下記の画像が「ラベル」と「宛先」を入力し認証が完了した画面です。

先ほど作成した宛先を「暗号資産の送金」の画面より選択し、送金する金額を入力します。

送金の手数料として0.005ETH発生します。 入力が完了したら[次へ]をタップし、最終申し込み画面に移動します。

この画面で、[申し込みを確定する]をタップすると、完了です。

完了すると返金などができないので注意しましょう。