マザーボードの選び方と価格・用途別おすすめモデル一覧 -自作PCパーツ選び

PC周辺機器解説

自作パソコンを構築する際に、マザーボードの選択は非常に重要です。性能や拡張性、互換性など、多くの要素を考慮する必要があります。この記事では、マザーボード選びのポイントとおすすめモデルを紹介します。

マザーボードの選び方

  1. チップセットの選択:
    • マザーボードのチップセットは、そのマザーボードの性能や拡張性に大きな影響を与えます。主要なチップセットにはIntelのZシリーズ、Bシリーズ、Hシリーズ、そしてAMDのXシリーズやBシリーズなどがあります。各チップセットにはそれぞれ異なる特徴がありますので、自分の用途や予算に合ったものを選びましょう。また、CPUとの互換性も確認しましょう。
  2. 拡張性とスロット数:
    • グラフィックカードや拡張カードを追加する予定がある場合は、マザーボードが十分なスロット数を持っているかどうかを確認することが重要です。特にゲーミングPCやビデオ編集用PCなど、高性能なグラフィックカードを搭載する場合は、PCI Expressスロットの数や配置に注目しましょう。
  3. メモリの対応:
    • 使用するメモリの種類や最大容量、対応するメモリスロットの数を確認することは重要です。DDR4メモリが主流となっていますが、一部の古いマザーボードではDDR3メモリをサポートしているものもあります。また、メモリのクロック速度にも対応しているかどうかを確認しましょう。
  4. 接続ポート:
    • USBやLAN、オーディオなどの接続ポートの種類や数にも注目しましょう。特にUSBポートは、マウスやキーボード、プリンター、外部ストレージなど、様々な機器を接続するために必要です。LANポートやオーディオポートの性能や品質も重要ですので、自分の使用する機器に合ったマザーボードを選ぶことが大切です。

これらのポイントを考慮してマザーボードを選ぶことで、自作PCの性能や拡張性を最大限に引き出すことができます。

高いマザーボードと安いマザーボードの性能の違い

高価格帯のマザーボードと安価なものとの性能の違いは、主に以下の点で現れます。

  1. VRM(電圧制御モジュール)の品質:
    • 高価格帯のマザーボードでは、より高品質なVRMが使用されています。VRMはCPUに安定した電力を供給するために重要な役割を果たします。高品質なVRMは電力効率が高く、オーバークロックや高負荷時でも安定した動作を実現します。一方、安価なマザーボードのVRMは品質が低く、電力供給が不安定になる場合があります。
  2. 冷却ソリューション:
    • 高価格なマザーボードには、効率的な冷却ソリューションが採用されています。これにより、マザーボード全体やVRM、チップセットなどの部品が適切に冷却され、高負荷時でも安定した動作を維持できます。一方、安価なマザーボードでは冷却ソリューションが十分でなく、オーバークロック時や長時間の使用で過熱しやすい傾向があります。
  3. 拡張性と機能性:
    • 高価格帯のマザーボードには、より多くの拡張スロットや豊富な機能が搭載されています。例えば、複数のPCI Express x16スロットやM.2スロット、USBポートの数や種類、オーディオ機能の品質などが充実しています。これにより、ユーザーはさまざまな拡張カードや機器を追加し、高度な機能を活用することができます。一方、安価なマザーボードでは拡張スロットや機能が限られており、拡張性や機能性が低い場合があります。

これらの要素を考慮することで、自分のニーズに合ったマザーボードを選択することが重要です。高価格帯のマザーボードは高性能で拡張性が高く、長期間の使用にも耐える信頼性がありますが、必要な機能や性能に応じて適切な価格帯の製品を選ぶことが重要です。

価格別、用途別のおすすめマザーボード

この項目では、エントリーレベル、ミドルレンジ、ハイエンドの3つの価格帯に分けて、それぞれおすすめのマザーボードを紹介しています。

エントリーレベルのマザーボード

エントリーレベルでは、コストパフォーマンスに優れたマザーボードが特徴であり、手頃な価格で基本的な機能を提供します。

  1. ASUS Prime B450M-A:
    • コストパフォーマンスに優れたMicro ATXマザーボードです。基本的な機能をしっかりと備えながら、手頃な価格で入手できます。
  2. MSI B450 TOMAHAWK MAX:
    • 安定した性能と豊富な拡張性を備えた人気のモデルです。堅牢なビルド品質と信頼性があり、多くのユーザーから支持を受けています。
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ミドルレンジのマザーボード

ミドルレンジでは、ゲーミング向けや一般ユーザー向けに性能と拡張性を兼ね備えた製品が紹介されています。

  1. ASUS ROG Strix B550-F Gaming:
    • 高性能なVRMと豊富な機能を搭載したゲーミング向けのモデルです。オーバークロックや高負荷の使用にも対応し、安定した動作が期待できます。
  2. Gigabyte B550 AORUS ELITE:
    • 信頼性の高いブランドでありながら手頃な価格のマザーボードです。豊富な拡張スロットと機能を備えており、多くのユーザーに適しています。
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ハイエンドのマザーボード

ハイエンドでは、最高品質の部品と豊富な機能を備えた製品が取り上げられており、オーバークロックや高負荷の使用にも耐える高性能なマザーボードが提供されています。

  1. ASUS ROG Crosshair VIII Hero:
    • 高品質な部品と豊富な機能でオーバークロックを楽しむユーザーに最適なモデルです。堅牢なビルド品質と高度なオーバークロック機能を備えています。
  2. MSI MEG X570 GODLIKE:
    • 最上位クラスの性能と拡張性を誇るモデルで、エンスージアスト向けの製品です。豪華な機能と高性能なVRMを提供し、最も要求の厳しいユーザーにも満足を与えます。
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まとめ

自作パソコンを構築する際には、マザーボードの選択が非常に重要です。この記事では、マザーボードの選び方や価格別、用途別のおすすめモデルを詳しく解説しました。マザーボードのチップセットや拡張性、VRMの品質など、選ぶ際のポイントを押さえることで、自分に最適な製品を選択できます。また、予算や使用目的に合わせてエントリーレベルからハイエンドまでの製品が紹介されています。自作PCの性能や拡張性を最大限に引き出すために、マザーボードの選択には慎重に検討することが重要です。

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