PC電源ユニットの選び方と価格・用途別おすすめモデル一覧 -自作PCパーツ

PC周辺機器解説

電源ユニットはパソコンの安定稼働に直結し、適切な電力供給を確保することが重要です。しかし、市場にはさまざまな種類や価格帯の電源ユニットが存在し、どれを選ぶべきか迷ってしまうこともあります。

この記事では、自作パソコンを構築する際の電源ユニットの選び方から、高価格帯と安価なモデルの性能の違い、さらに価格別や用途別のおすすめモデルまでを詳しく解説します。自作PCのパフォーマンスを最大限に引き出すために、正しい電源ユニットの選び方を学んでみましょう。

自作パソコンを作成する際の電源ユニットの選び方

PC電源ユニットの選び方を紹介します。自作パソコンを構築する際には、適切な電源ユニットを選択することが重要です。この項目では、電力要件の確認から効率性、ケーブルの数や長さ、安全性と信頼性まで、電源ユニットを選ぶ際に考慮すべきポイントを詳しく解説します。

  1. 電力要件の確認: パソコンの構成や使用目的に応じて、必要な電力容量を確認しましょう。高性能なGPUやCPUを搭載する場合は、十分な電力供給が必要です。過小な容量の電源ユニットを選択すると、安定した動作ができない場合があります。
  2. 効率性と認証規格: 高効率な電源ユニットを選ぶことで電力消費を抑え、省エネルギーを実現できます。80 PLUS認証などの規格に注目しましょう。効率性が高いほど、余剰熱や電力ロスが少なくなり、電気代の節約にもつながります。
  3. ケーブルの数と長さ: ケーブルの数や長さはケース内の配線をスッキリとまとめるために重要です。必要なコネクターが揃っているか、ケースに適した長さかを確認しましょう。また、モジュラーケーブルを採用したモデルは、必要な分だけ接続することで配線を整理しやすくなります。
  4. 安全性と信頼性: 安全性や信頼性の高いメーカーの製品を選択することで、パソコンの安定稼働を確保できます。過電流保護や過熱保護などの安全機能が搭載されているかをチェックしましょう。信頼性の高いメーカーは、長期間にわたって安定したパフォーマンスを提供します。

高い電源ユニットと、安い電源ユニットの性能の違い

電力供給の安定性: 高価格帯の電源ユニットは、電力供給の安定性が高く、電圧の揺れが少ない特徴があります。これにより、パソコンの動作が安定し、コンポーネントへの影響を最小限に抑えることができます。

効率性と冷却性能: 高価格帯の電源ユニットは、高い効率性と優れた冷却性能を持ちます。これにより、電力の無駄が少なく、熱の発生や排熱が効率的に行われます。

安全機能と保証期間: 高価格帯の電源ユニットには、多くの場合、豊富な安全機能や長期間の保証期間が付属しています。これにより、長期間安心して利用することができます。

価格別、用途別のおすすめ電源ユニット

エントリーレベルのPC電源ユニット

エントリーレベル(安価な価格帯)では、Corsair CX450EVGA 500Wなどがおすすめです。これらのモデルは予算を抑えつつも十分な電力供給と安定性を提供し、一般的なPC構成に適しています。

CORSAIR
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ミドルレンジのPC電源ユニット

ミドルレンジ(中価格帯)では、Seasonic Focus GX-650be quiet! Straight Power 11 750Wなどがおすすめです。これらのモデルは高い効率性と安定性を持ち、ゲーミングやビデオ編集などの中負荷の作業に適しています。

be quiet!
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ハイエンドのPC電源ユニット

ハイエンド(高価格帯)では、EVGA Supernova 850Wなどがおすすめです。高い電力容量と安定性を備え、高性能なGPUやCPUを搭載したハイエンドPC向けに適しています。

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